令和3年 予算審査特別委員会−03月11日-04号

Mar 23, 2023

安全・安心なまちづくりの取組について〔幸区長-280、281、市民文化局長-281、282〕

◆野田雅之 委員 おはようございます。私は一問一答で、安心・安全なまちづくりの取組として、幸区における防災の取組を幸区長に、特殊詐欺被害の未然防止の推進を市民文化局長に、健康歯科保健教育における小学校などでのフッ化物洗口の導入を教育次長に、市民館のトイレの快適化とワクチン接種の取組について教育次長と健康福祉局長に、また、JR南武線連続立体交差事業については意見要望をさせていただきます。
幸区における防災への取組について伺います。本日3月11日は、東日本大震災の発災から10年目の節目の日であります。改めて、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお被災地の復興は続いており、被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げます。あの未曽有の被害をもたらした大震災から学んだ教訓や、本市にも大きな爪痕を残した令和元年東日本台風の教訓などを生かし、災害に強い川崎市の実現に向けて取り組んでまいります。災害に備えるには3つの識である知識、意識、組織が大いに役立つと言われており、それらの醸成は、市民、区民にとって日頃の身近な取組の充実によって育まれるものも多くあるはずであり、本市の果たす役割は大きいものであります。地元幸区においては、例年春、秋の総合防災訓練をはじめとした防災に対する取組が行われています。今年度は残念ながら新型コロナウイルスの影響で総合防災訓練は延期となりましたが、各避難所の開設訓練は1か所を除き実施され、その他には地域の防災リーダーや多くの区民が以前より参加してきた防災講演会が実施されましたが、防災講演会の開催の経緯と過去の実績について伺います。
◎関敏秀 幸区長 防災講演会についての御質問でございますが、防災講演会につきましては、地域の防災意識の高揚及び災害対応力の向上を図ることを目的に、平成30年度から毎年度開催しているところでございます。これまで開催した講演会では、都市型震災と避難所、復興と地域コミュニティなどをテーマに、毎回、自主防災組織の方を中心に約70人の方に御参加いただき、改めて確認することができる内容であった、今後の活動の参考にしていきたいといった感想をいただいております。以上でございます。
◆野田雅之 委員 それでは、今年度の実績とテーマや参加者に対する見解を伺います。また、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響下での開催となりましたが、取組についての見解を伺います。
◎関敏秀 幸区長 防災講演会についての御質問でございますが、今年度の防災講演会につきましては、令和元年東日本台風の際に課題となったペットと飼い主の防災対策と多摩川、鶴見川の洪水対策の2つのテーマで2月27日と3月1日に開催をし、合計86人の方に御参加いただきました。また、今回のテーマが機会となり、新たに地域の防災へ関心を持たれた方もいたことから、区民のニーズを的確に把握することの重要性を改めて認識したところでございます。さらに、緊急事態宣言下の開催であったため、会場に来場することが難しいとの声をいただいたことから、講演会の模様を動画撮影し、希望者や自主防災組織の方への限定公開を予定しております。以上でございます。
◆野田雅之 委員 答弁では、今回のテーマが機会となり、新たに地域の防災に関心を持った方もいたとのことで、さらなる取組も望まれるところです。今後もニーズをしっかりとつかみ、より多くの方に関心を寄せてもらうよう取組の充実を要望いたします。それでは、来る令和3年度の本取組の予算額、また、コロナ禍で見えてきた防災への今後の取組の方向性を伺います。
◎関敏秀 幸区長 防災講演会についての御質問でございますが、令和3年度の防災講演会の予算につきましては、講演会開催業務委託料といたしまして96万8,000円を計上しております。今年度はコロナ禍での開催となり、参加者が実際に会場にお越しいただく形式と動画を配信する形式を融合させ、新しい生活様式に対応してまいりました。今回の形式やテーマが御参加いただいた方に好評だったことから、来年度の講演会につきましても同様の開催方式で開催するとともに、訓練につきましても、講演会のテーマであるペットと飼い主の防災対策と多摩川、鶴見川の洪水対策を取り入れて実施してまいりたいと考えております。以上でございます。
◆野田雅之 委員 令和3年度においては、今年度の講演会テーマとなった2つのテーマについて訓練を実施していきたいとのことでありました。過去幸区においては、ペットと飼い主に対するものや洪水などの浸水を想定した実働訓練は行われていないと認識しております。今回の講演会でも関心を得た両テーマの机上ではない実施訓練は、コロナ禍の中ではありますが、対策をしっかり講じつつ、実現にこぎ着けるよう要望いたします。
次に、特殊詐欺被害の未然防止の推進について伺ってまいります。以前より議会で質問し、要望しておりました高齢者等に対する迷惑電話防止機器の無料貸出しの制度が今年度導入をされました。区民からも、他の自治体の例などを挙げ、本市への導入を要望されてきた制度が実施されたことはうれしい限りであります。そこで、改めて、今年度実施された取組の概要、募集数と貸出実績、また、今年度の実績に対する見解を伺います。
◎向坂光浩 市民文化局長 迷惑電話防止機器の貸与事業についての御質問でございますが、本事業は、オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害の防止を図るため、神奈川県との市町村協調補助制度を活用し、70歳以上の高齢者がいる世帯を対象に、機器の無償貸与をするものでございます。今年度は、当初750台で募集を行ったところ、申込者が970人だったため、県等との調整を行い、不足分の220台を追加購入し、申込者全員への無償貸与を実施したところでございます。新型コロナウイルス感染症の影響で、当初想定をしていた町内会等の回覧による広報ができなかった中、募集数を超える申込みがあったことは、機器に対する市民ニーズが高かったものと認識しております。以上でございます。
◆野田雅之 委員 当初募集数の750台を大きく上回る970人の申込みがあり、不足分も追加で対応していただき、全員への貸与が実施されたとのことでありました。市民の関心の高さをうかがえる結果となったことでありますし、しっかりと機能し、効果を発揮することを願うところであります。さて、今年度の貸出しについてしっかりと効果の検証を行い、次年度以降に役立てていく必要があります。貸与に際して後日使用アンケートに回答いただくことを条件として挙げておりましたが、内容と集約について伺います。
◎向坂光浩 市民文化局長 迷惑電話防止機器の貸与事業についての御質問でございますが、事業の効果検証につきましては、機器の無償貸与を行った方全員にアンケートを送付し、3月中に返信いただくこととしております。アンケートでは、機器設置後の不審電話の有無や機器の効果の実感などについてお伺いしており、来年度早々に結果を取りまとめてまいります。以上でございます。
◆野田雅之 委員 新年度の予算にも本取組が継続して計上されました。予算額と予定数、募集スケジュールを伺います。また、令和4年度以降の計画についても伺います。
◎向坂光浩 市民文化局長 迷惑電話防止機器の貸与事業についての御質問でございますが、来年度につきましては750台分、498万円の予算を計上しており、今年度よりも前倒しのスケジュールで募集等を行う予定としております。また、次年度以降の計画につきましては、県の補助事業が令和4年度までとされていることから、県の動向を注視しつつ、アンケート結果や申込状況などを踏まえ、検討を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。

フッ化物洗口について〔教育次長-282、283〕

◆野田雅之 委員 令和3年度においては、今年度の利用者の調査結果を精査して、新年度やそれ以降の取組にしっかりと役立てていただくとともに、さらなる啓発や制度の広報、また、区長連絡会議などを通じて各区への取組の共有なども行っていただいて、特殊詐欺被害の未然防止の推進に努めていただくよう要望いたします。
では次に、学校歯科保健教育における小学校でのフッ化物洗口の導入の取組について伺ってまいります。我が会派が以前より求めてきました児童生徒に対する本市施設及び市内施設でのフッ化物洗口の導入についてであります。今定例会の代表質問では、本来、今年度中に関係者を集めて行われる予定でありました意見交換と意見集約が、コロナ禍の中、厳しくなり、今年度は学校関係者からの書面による意見聴取を行ったとの答弁でありました。そこでまず、全国で導入が増え続けているフッ化物洗口でありますが、現在の政令指定都市における他都市の取組状況を伺います。
◎石井宏之 教育次長 他都市の取組状況についての御質問でございますが、令和元年度は、政令指定都市20市のうち、6市が学校においてフッ化物洗口を実施しており、このうち、新潟市と京都市につきましては小学校ほぼ全校で、千葉市、静岡市、岡山市、熊本市につきましては一部の小学校で実施していると伺っているところでございます。また、大阪市では、令和2年度から特定の学年で年1回、体験事業として実施する予定と伺っております。以上でございます。
◆野田雅之 委員 政令指定都市20市のうち6市が実施をしており、京都市、新潟市はほぼ全校、その他は一部の実施で、大阪市も今年度、体験事業を予定しているとのことでありました。私が導入を求め始めていた頃より増えてきていますし、全校に導入が進んでいた京都市も引き続き全校で実施をしております。過去の視察でも、京都市はしっかりと効果を認識しておりました。それでは、書面で行った学校関係者からの意見聴取について、対象者と対象者数、その内容と回答期日について伺います。
◎石井宏之 教育次長 意見聴取についての御質問でございますが、対象者といたしましては、学校保健に関わる小学校養護研究会、中学校教育研究会養護研究部会、高等学校養護研究会、川崎市学校保健会養護教諭部会、川崎市教職員組合の5つの団体としたところでございます。内容といたしましては、他の政令指定都市のフッ化物洗口の実施事例を示した上で、実施した場合の課題や解決方法、学校における歯科保健教育の在り方などについて、3月10日を期限として意見の提出を書面で依頼したところでございます。以上でございます。
◆野田雅之 委員 回答の期日は昨日でありまして、本日までには結果は示されませんでしたので、追って確認をさせていただきたいと思います。それでは、学校保健に関わる養護研究会などの4団体と教職員組合1団体からの聴取結果を経て、令和3年度の取組展開を具体的に伺います。
◎石井宏之 教育次長 今後の取組についての御質問でございますが、書面により聴取いたしました学校関係者の意見を取りまとめ、これらの意見を踏まえ、川崎市歯科医師会とも情報を共有し、御意見を伺いながら、フッ化物洗口の取扱いも含めまして、今後の学校歯科保健教育の取組について検討してまいります。以上でございます。

幸市民館のトイレ快適化について〔教育次長-283、284、健康福祉局長-284〕

◆野田雅之 委員 答弁では、聴取した意見を踏まえ、歯科医師会とも共有して意見を伺っていくとのことでありました。歯科医師会関係者も、導入に向けての課題解決への準備は整っているはずであります。令和3年度はしっかりと共有し、状況次第では、当初予定していた関係者を集めての意見聴取など、課題解決に踏み込んで取り組んでいただきたく要望いたします。他都市においても、学校側の理解もさることながら、未来ある子どもたちへ残す健康施策の遺産は、何より市の執行部や教育委員会が導入を決断し、主導して導入に至ったケースが多く見られます。導入に向けての課題克服は、何より子どもたちに向けた本市の努力なくしては解決できません。コロナ禍の学校運営には敬意を表しますが、令和3年度は、子どもたちの学校歯科保健教育において大きな一歩を踏み出す飛躍の年度にしていただくよう共につくり上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
では次に、幸市民館のトイレの快適化と設備改修について、並びに市民館を利用した新型コロナウイルスワクチン接種について伺ってまいります。以前から取り上げ、多くの区民から要望を受けた幸市民館の洋式化を含めたトイレの改修について、来年度の休館手続も取られ、具体的な内容が定まってまいりました。この間も多くの方々から反響が寄せられた取組で、期待がかかるところであります。そこで、今年度行われた作業の内容を具体的に伺います。また、令和3年度に行われることとなった作業内容やスケジュールを具体的に伺います。
◎石井宏之 教育次長 幸文化センターのトイレの快適化等についての御質問でございますが、令和2年度につきましては、当該施設のトイレ及びホール舞台床改修の設計に着手し、トイレ等の配管の劣化調査を実施したところでございます。また、令和3年度につきましては改修工事に関する所要額を予算計上しており、引き続き、トイレ改修の設計作業を進めながら、快適性や利便性の向上を図るためのホール入り口付近への多目的トイレの増設のほか、ホール側の大部分のトイレについて洋式化や配管の更新、補修等を行うとともに、安全性を確保するためのホール舞台床改修工事を令和3年11月から令和4年2月に実施する予定でございます。以上でございます。
◆野田雅之 委員 洋式化や、配管の更新や補修、多目的トイレの増設が示され、快適性や利便性も向上するとのことでありました。それでは、令和3年度の工事で残る箇所について、実施時期も含めて詳細を伺います。また、トイレの快適化以外で今後予定される主な施設整備についても同様に伺います。
◎石井宏之 教育次長 幸文化センターの施設整備についての御質問でございますが、令和4年度以降に対応が必要なトイレにつきましては、図書館側及びホール楽屋のトイレとなっているところでございます。図書館側のトイレ改修につきましては、令和4年度の実施に向けて関係局区との協議を進めていくとともに、ホール楽屋のトイレにつきましては、今年度の配管調査等に基づく設計作業の中でバリアフリーの面で課題が生じておりますので、引き続き、最適な改修方法を検討してまいります。また、トイレ改修以外の今後の施設整備の主な取組につきましては、川崎市公共建築物特定天井対応方針におきまして、令和5年度から令和7年度にホールの特定天井対策の事業着手を目指していることなどを踏まえ、令和3年度に躯体や設備等の詳細調査を行い、施設全体の劣化状況を把握した上で、本市の資産マネジメントの考え方に基づき、長寿命化を基本とした計画的な施設整備に向けた検討を進めてまいります。以上でございます。
◆野田雅之 委員 まず、図書館側のトイレについては、令和4年度の実施に向け取り組む旨が示されました。翌年度の対応であり、感謝を申し上げます。引き続き、楽屋のトイレの改修の取組も進めていただきたく、お願いいたします。また、令和3年度に躯体や設備の詳細調査を行うとのことで、結果次第では、特定天井対策に併せ、改善を行うよう要望いたします。市民館は今後行われる新型コロナウイルスワクチンの接種会場に指定されておりますが、工事への影響を伺います。また、令和4年度の見通しを伺います。
◎石井宏之 教育次長 新型コロナウイルスワクチン接種に関する工事への影響についての御質問でございますが、ワクチン接種における本市の方針を踏まえ、令和3年度中のワクチン接種と施設工事両面の円滑な実施に向けて、工事工程や資材の搬入動線、ワクチン接種会場の安全な運営方法等について関係局区と協議を進め、それぞれに支障が生じないように調整したところでございまして、令和4年度につきましても、ワクチン接種の状況等を踏まえながら、計画的に対応してまいりたいと存じます。以上でございます。
◆野田雅之 委員 ワクチンの接種は重要な取組でありまして、工事ともに支障がないよう調整が済んだとのことでありました。
それでは、関連して、直前に迫った新型コロナウイルスワクチン接種の会場となった市民館の使用手続と使用料の考え方について伺います。また、各区で接種会場として決まった市民館などですが、使用期限を今月の22日から令和4年3月末としており、現計画下では来年度末までのスケジュールは変更になることがあることが明記されています。一方、今年に入り、人生100年時代を見据えた生涯学習の推進を示した今後の市民館・図書館のあり方案が示され、市民の生涯学習を支えてきた重要な施設でもあります。早期に本来の役割を取り戻したい市民館などの令和4年度以降の使われ方の考え方について伺います。
◎宮脇護 健康福祉局長 新型コロナウイルスワクチン接種の会場についての御質問でございますが、教育文化会館及び各区市民館に設置する集団接種会場につきましては、当該施設の使用許可について権限を有する各区長宛てに公有財産の使用承認申請を行う予定でございまして、現在のところ、使用料は発生しないものと想定しております。また、集団接種会場につきましては、かかりつけ医など、身近な医療機関でワクチン接種を実施できる体制の状況に応じて縮小、廃止を行ってまいりますので、現時点において、令和4年度以降の会場使用は予定していないところでございます。以上でございます。

JR南武線連続立体交差事業について(要望)

◆野田雅之 委員 御答弁いただきました。従来とは違う急を要すワクチン接種の会場として機能する市民館ですが、近く終息を願うコロナとの闘いの後に、区民が行きたくなるすばらしい施設となるようにお願いするとともに、令和3年度の各種の詳細調査などの後、今後の改修コストと新築コストの比較を行って、検証結果によっては新たな施設への転換も考慮しながら取り組んでいただくよう要望いたします。
次に、意見要望のみなんですけれども、川崎市全町内会連合会の令和3年度予算編成要望におけるJR南武線連続立体交差事業の回答についてお話をさせていただきます。例年行われております川崎市全町内会連合会による川崎市への新年度予算に向けての要望活動が各区町内会連合会会長などが参集の下、昨年の9月29日に行われました。本要望は、市民、区民の大きな集合体であります町内会連合会による極めて集約された年に1度の市民要望の回答を市に求めるものであり、今後の取組を誠実に示す重要な回答であります。その要望では、幸区は矢向駅の橋上改札設置について、中原区は向河原駅、平間駅の橋上化及び利用者の安全確保についてを具体的に要望し、さらに、両要望とも連続立体交差化の早期実現を強く要望しています。
ここで、その後の市からの回答までの流れをお伝えいたします。本取組の今年度末の都市計画決定の見送りを示す委員会での報告が本年1月29日に開催されました。かんかんがくがくの議論がなされました。その後、全町連への回答が示されたのが本年3月2日の全町内会連合会の正副会長会議のことであります。その回答の発文は本年2月19日と記されています。その後、地元の幸区では、今週の8日月曜日に幸区町内会連合会常任理事会で区内の各会長に手渡されております。この時系列をしっかりと覚えていただき、幸区、中原区の回答を確認させていただきます。そこでは、検討を踏まえ、引き続き推進に取り組んでまいります、また、今後も横浜市をはじめとした関係機関との協議調整を行い、早期事業化に向けて取組を進めてまいりますとされています。関係機関であります横浜市は、平成28年3月の踏切安全対策実施計画において総合的な対策——連続立体交差候補区間に指定した状況下で、今月の自民党代表質問でJR東日本は事業の推進と答弁を受けており、両者は連続立体交差事業の事業化を推進の立場であります。今回の回答は、今月全町連に渡った直近の最新の回答であります。本市も早期に実現化に向けて取組を進めたいという気持ちを感じ取れるような回答になっております。全町連をはじめ、各区町連や単町会でも期待が高まり、同様の捉え方をしたことだと思われます。何より町内会・自治会は本市にとって重要なパートナーであり、信頼関係の上で成り立っているはずです。今後は早期実現を願う町内会・自治会に正確かつ丁寧な説明をお願いいたします。川崎の大動脈のインフラ整備をしっかりと推進し、未来に残す必要があります。秋には、部分的対策ではなく、しっかりと全計画区間の早期事業化を明記し、最速での都市計画決定を強く要望いたします。今後は、幸区、中原区の町内会連合会ともしっかりと連携し、早期事業化へ向けて活動していきたいと思います。
さて、最後に、今月9日火曜日から本日まで3日間行われております市内の小学校6年生に向けたよみうりランドの貸切り無料招待について触れさせていただきます。幸区の未来ある子どもたちのために御尽力をいただいております元PTA会長の方が現地にお手伝いに行かれ、私のほうに連絡が入りました。大変すばらしいイベントで、子どもたちが楽しそうにしている姿を見られ、保護者として感謝の気持ちでいっぱいですとのことでありました。園内には市長はじめ川崎市にゆかりのある著名人などからの卒業する6年生へのメッセージが示されており、心打たれたとのことでもあります。残念ながらコロナ禍で特別な1年となり、例年の修学旅行に代わる形となりましたが、本当にすばらしい企画をプレゼントしていただいた市長はじめ、行政の皆様、携わった施設関係者や関係各位、また、理解を示していただいた市民や議会の皆様に感謝を伝えてほしいとのことでありました。この場をお借りして、私からも御礼申し上げます。
最後に、御卒業される6年生の皆様、おめでとうございます。4月からの新たな中学校生活での御活躍を御祈念申し上げます。終わります。

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